IT consulting
2024年9月27日
ITコンサルタントとSIerの違いとは?転職に 役立つポイントを解説
「IT業界への転職を考えていますが、ITコンサルタントとSIerの違いは何ですか? 」
「ITコンサルタントとSIerは同じのようなのですが、あっていますか? 」
IT業界への転職を考えているとき、「ITコンサルタントとSIerの違いがよくわからない」という悩みを抱える方は少なくありません。たとえば、「ITコンサルタントはSIerと同じ仕事なのでは?」と混同してしまうこともあるでしょう。
この記事では、ITコンサルタントとSIerの具体的な違いについて解説します。また、それぞれの職種・業種に必要なスキルについてもご紹介しますので、転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事では、ITコンサルタントとSIerの違いをわかりやすく解説しています。最後に転職するなら身に着けておいたほうがいいスキルも載せていますので、転職活動の参考にしてみてください。
目次
ITコンサルタントとSIerの違いとは? 定義は何?
ITコンサルタントとSIerに必要な能力とは?
ITコンサルタントとSIerは全然違う!
まとめ
ITコンサルタントとSIerの違いとは? 定義は何?

ITコンサルタントとSIerはどういう定義なのでしょうか? 調べてみてもよくわからないという方も多いのではないのでしょうか。
ITコンサルタントとSIerは同じと思うかたもいるのですが、実は違います。
ITコンサルタントは「職種」、SIerは「業種」
ITコンサルタントは職種
SIerは業種
という違いがあります。
業種と職種とでは、示している範囲が異なります。職種は個人が担う仕事の種類、業種は企業が営む事業の種類です。
ITコンサルタントは「職種」であり、主にクライアント企業の経営課題を解決するために、ITを 活用した経営戦略の提案やシステムの導入支援を行います。経営層に近い立場で、企業の経営改善に寄与する仕事です。
一方、SIer(システムインテグレーター)は「業種」です。クライアント企業の依頼を受け、システムの設計・開発・運用・保守までを一括して行う企業が該当します。SIerはシステムの開発や運用に強みを持っており、クライアントが抱える具体的なITシステムの課題解決を実現します。
ITコンサルタント部門がある会社=SIerかと思ってしまいますが、必ずしもそうではありません。SIerの会社が、社内にITコンサルタント部門がある場合もありますが、中小企業のSIerでは、ITコンサルタント部門がないところが多く、外部のコンサルタント企業に委託するケースが多いです。

