「ITコンサルタントにプログラミングスキルは必要ですか?」
「プログラミングができなくてもITコンサルタントになれる?」
ITコンサルタントに転職したいけれど、プログラミングができないと難しいのではと思っているかたもいるのではないでしょうか。
この記事では、ITコンサルタントになるにはプログラミングスキルが必要なのか、プログラミングができなくてもこのスキルを磨いておけばITコンサルタントになれるスキルをまとめています。ITコンサルタントへの転職を考えている方は是非参考にしてみてください。
ITコンサルタントはプログラミングができないと難しいって本当?!
目次
ITコンサルタントとプログラミングの関係性とは
プログラミングができない人が磨くべきITコンサルタントのスキル
結論:プログラミングができない人でもITコンサルになれる!
ITコンサルタントとプログラミングの関係性とは
まず、ITコンサルタントとプログラミングにはどんな関係性があるのでしょうか?
ITコンサルタントとは、クライアント企業から経営戦略や課題をヒヤリングして、ITを使ってクライアントの経営課題や課題を解決する仕事です。
具体的な仕事内容は
クライアント企業のヒヤリングと市場分析
改善点の提案
戦略の策定・課題の抽出
システム導入における費用対効果
スケジュールの見積もり
システムの設計・開発・動作検証
プロジェクト管理
システム開発とスケジュール管理
必要に応じてシステム導入後の支援
3は企業によっては外部に委託する場合がありますが、基本的には3の業務まで含まれます。
何故ITコンサルタントにプログラミングスキルが必要かというと、改善案の提案の際に
そもそもシステム開発が可能かどうか
スケジュールの見積もり
システムの要件定義
PMOとしてのスケジュールの管理
これらの業務においてプログラミングの経験やエンジニアのPMOとしての経験が活かされるからです。
そのため、ITコンサルタントになるにはプログラミングスキルは必須ではありませんが、エンジニアのスキルとさらにはPMOの実務経験があったほうがITコンサルタントとして重宝されるでしょう。
プログラミングができない人が磨くべきITコンサルタントのスキル
プログラミングができない人はITコンサルタントになれないのかというとそうではありません。ですが、プログラミングができない人に勝つためにはどうしたらいいのでしょうか。
プログラミングができない人に勝つためには、
プレゼンテーションに必要なスキル
クライアント企業との交渉スキル
を身につけましょう。
プレゼンテーションに必要なスキル
ITコンサルタントの業務は、「クライアントの経営課題や課題を解決する仕事」です。クライアント企業に会社の経営課題の提示とその解決案を提示して、ディスカッションをしたうえでより良い解決案を練っていく必要があります。
そのため、クライアント企業が見やすく納得できる「パワーポイント資料の作成」や「ドキュメントの作成」ができることが重要です。このスキルは、エンジニアだけをやってきた人にはあまり身につきづらいスキルなので、ここを伸ばして自分の市場価値を高めましょう。
クライアント企業との交渉スキル
ITコンサルタントとクライアントの間でうまく折り合いがつかない1つのポイントが「予算とスケジュール」です。クライアントはなるべく安く短時間での成果を求めます。ですが、実現が難しいスケジュールや予算を提示された場合は、ITコンサルタントがうまくクライアント企業と調整しなくてはいけません。その予算でできる範囲や、やることのスケジュールをだして企業に納得してもらう必要があります。
ここをいかにクライアント企業と調整できるかが大事なので、顧客折衝ができることはITコンサルタントとして重宝するスキルです。
プログラミングができない人でもITコンサルになれる!
結論からいうと、プログラミングができない人でもITコンサルタントになれますが、要件定義や、設計・開発までひと通りやってる企業ではある程度のシステム設計にかんする能力が必要とされるでしょう。
中途採用の場合、はじめはプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャー(PMO)の補佐をやったり、WBSの推進をしたりすることが多いので、その中で学んでいきましょう。
不安な方はITコンサルタントへの転職の前に、要件定義やPMOの業務ができる仕事への転職もおすすめです。
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